ひらめきそーじー

Twitterでは呟ききれなかった事をブログに。未就学児二人の母、年収キープで会社員辞める方法研究中。

働き方について

こどもが産まれて、社会復帰した頃は、「こども産んで社会復帰した私は偉いんだ」という謎の選民意識があって、働く親に配慮のある会社こそが持続可能で優れた会社だと思ってた。公私混同はせず、定時できちっと上がって、業務終了後は一切の仕事をしない、それが私の権利だと思ってた。いや、多分あってるとは思う。

しかし、最近は、会社が欲しいのは、本音ではフルタイムで働ける人材で、産休育休をとられるのは負担であることに間違いはないなと思ってきて、子持ち様でいられなくなってきてしまった。

そんなこと考えていたら、コロナでフル在宅勤務になり、その上仕事が忙しくなってしまって、公私の切り替えなく、一日中仕事のこと考えるようになってしまった。

基本的には働き者?なので、目の前に仕事があるとずっとやってしまう。会社の役に立つモーレツ社員でありたいと思ってしまう。実際、仕事ができる人は昼夜問わず連絡が帰ってくる。休みの日もメールとチャットだけはチェックしてそう。そういう人が同僚だと助かるし、つい自分もそうしてしまう。今はこどものお迎えがあるから、なんとか切り上げているけど、もし、自分が専業主婦とこどもを養う一家の大黒柱だったら、間違いなく夜中までやってしまう。それで評価されるような会社であれば、その働き方に拍車をかけるだろう。家族の為というセリフを切り札に。

子持ち様の頃の自分は、父親の働き方を嫌悪してた。父はバリバリの銀行員で、平日は何時に帰ってきてるのか、何時に出ていってるのかも知らなかった。子育ては全部専業主婦の母に丸投げしてた。だから、私達の世代はそんな働き方はしないって思ってた。

でも、ちょっと冷静になった今なら父の大変さもわかる。外で働いて稼ぐの大変。頑張らないとお金貰えないのに、仕事頑張れば頑張る程、家庭とは離れていく。家族のためだった仕事のために、家族が壊れていくなんてことになりかねない。

時々、人生の目的について、立ち止まって考えてみないとと思う。仕事好きなら特に。目の前に仕事あると、とりあえずやっちゃうじゃん?でも、そういうときに、これってこどもや家族と過ごす時間を減らしてまで今やることなのかなって。私はよく、死ぬ間際に何を思うかなって考える。死ぬ間際に走馬灯のように駆け巡る光景は、きっと小さい頃の子供達と過ごした時間なんだとおもうんだよね、私は。仕事でプロジェクトAがうまく回ったことなんかじゃ絶対ない。

でも、生きていくのにお金は必要だし、どうせ長い時間働くなら好きなことしてみたい。なにせ人生一度きりだし。とにもかくにも仕事と家族、両輪で生きていかなきゃいけないんだよね。モーレツ社員になりかけてた自分への戒めとして。自分はいいとして、他者にもモーレツ社員であること求めるのは違うので。