よりよい生き方への模索

私は、毎日、どう生きるべきかを本当にずっと考えているのですが、人々がより良い生き方についてこんな風に内省するようになったのは、ごく最近らしいです。

確かに、私の親世代（ミドル60代）は、より良い生き方について、私みたいに考えてなかったような気がします。取れる選択肢が今よりずっと少なくて、男の人は一つの会社で勤め上げる、女の人は家庭を守るという生き方がある意味正解だったからなのかなと思っています。

それに比べて、今は男の人だって、女の人だって、働きたい人は働けるし、働きたくない人は家庭に入る選択ができる世の中なんだと思います。働き方も多様化してますし。

人間は、一次欲求（衣食住や身の安全）が満たされて初めて、次の二次欲求（よりよい生き方）を模索するんだそうです。そりゃそうですよね。生きるか死ぬかの時に、どういう仕事がしたいかなんて考えられませんよね。

つまり、二次欲求を満たそうと、日々内省する人が増えた現代というのは、とても物質的には恵まれているのですね。

自分について言えば、一次欲求が満たされていることに加えて、ある程度の金銭的余裕があること（転職による年収アップとグローバルインデックス投資による）と、結婚&子育てという、なんとなく経験しないと周りがうるさそうなことを経験して、1.５次欲求くらいまでは本当に満たされてしまったから、こんなに毎日よりよい生き方について考えてるんだと思います。つまり、すごく幸せで、すごく暇なんですね。笑

未だに答えは出ないというか、正解はないと思ってますが、毎日色々考えて、アンテナ張っていかないことには、現状打破はできないのです。

よりよい生き方の模索はまだまだ続きます。